RTXシリーズの実力とは?

こんにちは、鉄火巻です。

 

先日、コンシューマー向けの新しいグラボが発売されました。

 

GTXシリーズ改め、RTXシリーズです。

GPUアーキテクチャが、PascalからTuringに進化しました。

 

 

 

特徴

www.nvidia.com

 

developer.nvidia.com

何が違うかというと、ハードウェア的に大きく進歩したことで、新機能を搭載できるようになったことが今回の目玉っぽいね。

 

 

レイトレーシング

blogs.nvidia.com

ゲームが今まで以上にきれいにできるかも、ってことらしい。

端的に言うと、光の向きをリアルタイムで計算し、光の挙動を再現することが出来るらしい。

このレイトレーシングは、視点から光の方向、反射などその他もろもろを計算していくため、かなり膨大な計算量になってしまうようだ。

 

いままで、超高性能なPCでしかできなかったことが、家庭用のPCでも可能になった、ということが売りのようだ。

これは、搭載されたRTコアの恩恵だそうだ。

 

つまり、煌びやかなゲームの光の表現が適切になり、臨場感が増す、

ホラーゲームとかもより現実味のある光の使い方でもっと怖くなるかも、ってことかね?

楽しみだね。

 

公式のゲーム・デモの動画

ゲーム

www.youtube.com

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その他はこの公式のリストから

GeForce RTX Gameplay and Trailers – YouTube

デモ

www.youtube.com

www.youtube.com

 

しゅんごい

 

 

メモリ

 Pascal世代に搭載されていたGDDR5X/5からGDDR6へと進化するそうだ。

速度は11Gbpsから14Gbpsべと進化。

4Kテクスチャ貼りまくりのゲームとかでも、シームレスな読み込み、描写が可能になるんじゃないかな?

 

もはや、ストレージ側の制約の方が大きくなってくるかもしれんね。

ゲームにSSDは必須の時代だね。

そろそろゲーム用のSSDも買った方がいいのかもしれない。

今時、Steamとかで再インストールし放題だし。

 

 

計算関連

www.nvidia.com

 Tensorコア搭載。

deeplearningに最適化されたコアを搭載してくれているようだ。

色々出来るようになったからね。今後、ますます使われるようになるだろうね。

性能的には、ピーク時はトレーニングで 12 倍、推論で 6 倍だそうだ。

つまり、学習させるのが1/12の時間で済み、実装した時の処理速度が6倍になるってことかな?

deeplearningを試してみたいから買いたいところだけど、今は手元の1070で我慢するしかないね。

 

あと、Tensorコア搭載グラフィックボード用に、NVIDIA NGX SDKってもを提供するそうだ。

AI関連の成果をゲームに持ち込むことが出来るようになるらしい。

もしかしたら、RTX以降のみ対応のゲームとかが出てきたら、こういったdeeplearning関連の技術が搭載されたゲームになってるかもね。

 

というか、WindowsへのCUDAのインストールで躓かないように調整してくれ。

むしろ、グラボにそんなコアを搭載しているのであれば、ドライバに一緒にインストールするオプションも付けてくれ。

 

 

 ベンチマーク

こちらを参考。

blogs.nvidia.com

 

このページでは、RTX2080とGTX1080を比較してくれている。

メジャーなゲームタイトルの4K、60fps環境でのスコア(?)を比べたものらしい。

https://blogs.nvidia.com/wp-content/uploads/2018/08/TuringVsPascal_EditorsDay_Aug22_v3-2-1280x720.png

実際に何を比べたものなのかはよくわからない。

ただ、平均してRTX2080はGTX1080の1.5倍の性能を出している、と言いたいようだ。

謳い文句的には、一枚で4K、60fpsがプレイできるよ、と言いうことだ。

 

画像でまとめてあった。 https://blogs.nvidia.com/wp-content/uploads/2018/08/TuringVsPascal_EditorsDay_Aug22_v3-1.png

ビックタイトルで4K、HDR、60fps以上が出るのは今までではできなかったことなので快挙だと思う。

とはいえ、4K、HDR、60fpsのディスプレイがそこまで普及していないので、スペックを使いきれるのか、という面はある。

PascalのグラボでSLI組むぐらいならTuringで1枚で構成したほうがコスパとワッパはいいかもね。

 

参考

blog.endstart.net

よそ様のサイトだけど、GTXの900番台から1000番台への進化も1.5倍くらいで、980→1070、TITANX→1080くらいの進化だったようだ。

恐らく、今回もそのような進化をすると思われる。

 

 

 お値段と消費電力

お値段はそれぞれのグレードで1万円ずつ上がって、消費電力は30~50Wくらい上昇するっぽいね。

Pascalのお財布へのやさしさと低消費電力性は失われたのかもしれない。

pc.watch.impress.co.jp

pc.watch.impress.co.jp

 

[追記2018/09/23]

価格が分かったので追記しておきます。


玄人志向 NVIDIA GeForce RTX 2080搭載 ビデオカード GALAKURO 8GBモデル GK-RTX2080-E8GB/WHITE
 ¥ 136,058

 


ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 AMP Edition グラフィックスボード VD6720 ZTRTX2080-8GGDR6AMP
¥ 123,926

 


ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 Twin Fan グラフィックスボード VD6740 ZTRTX2080-8GGDR6Twin
¥ 123,098

 


MSI GeForce RTX 2080 GAMING X TRIO グラフィックスボード VD6723
¥ 134,784

 

 

その他

いろんな会社でRTXシリーズの技術が既に導入されているらしい。

blogs.nvidia.com

まだ売ってないんだが?

 

 

次の記事

VR関連の記事も若干書いたので、よかったら見てほしい。

kurogane-games.hatenablog.com

 

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余談

何にせよ、次世代感があるRTXシリーズは楽しみだね。

まだまだ進化の余地があるんだろうけど…

 

というか、結構頻繁にモデルチェンジするならNintendo switch発売時にPascal世代のコアを乗っけてやれよ…ってちょっとだけ思う。

何かしらの事情はあったんだろうけどね。

switchProみたいなのを出してワッパがいい+型落ちのPascal世代のコアを乗せてほしいね。

 

余談はこの辺で。

それでは、鉄火巻でした。

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