Steamの公式配布ツールでLinux環境でのゲームが一部プレイ可能に

こんにちは、鉄火巻です。

 

SteamからLinux向けに、Steam Playのβ版と、Protonというツールが配布されました。

steamcommunity.com

 

ProtonはWineの改良版で、多くのゲームが動くように調整されているようです。

今まで、ユーザー側がWineを使用して動作させていたWindows専用ゲームを、公式で実行出来るかもしれないツールが配布されました。

これによって、Linuxユーザーは、より多くのゲームをプレイできるようなることが期待されます。

 

導入時の準備

Linux Steam Client Betaに参加

・ドライバが最新であることを確認

GitHubにある説明通りに作業を進める(SteamOSの場合は不要)

だけすればいいそうだ。

現時点でβ版にのみの配布なので、1つ目の参加は必須かと。

 

オープンソースだそうで

また、オープンソースプロジェクトのようで、以下からソースコードが入手可能です。

github.com

自分でビルドしたり、ディスカッションに参加したり、もろもろをする方はGitHubへ。

言語はPython

Python2.7と書いてあるファイルは含まれていました。

 

対応タイトル

上記の公式を参照。

・Beat Saber
・Bejeweled 2 Deluxe
・Doki Doki Literature Club!
DOOM
DOOM II: Hell on Earth
DOOM VFR
Fallout Shelter
FATE
FINAL FANTASY VI
・Geometry Dash
Google Earth VR
・Into The Breach
・Magic: The Gathering – Duels of the Planeswalkers 2012
・Magic: The Gathering – Duels of the Planeswalkers 2013
・Mount & Blade
・Mount & Blade: With Fire & Sword
・NieR: Automata
・PAYDAY: The Heist
QUAKE
S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl
Star Wars: Battlefront 2
Tekken 7
・The Last Remnant
Tropico 4
・Ultimate Doom
Warhammer 40,000: Dawn of War – Dark Crusade
Warhammer 40,000: Dawn of War – Soulstorm

また、公式アナウンスのコメントや、GitHubのIssueなどで個人の報告などのあるようです。

Linux利用者は要チェックだね。

 

 

Linuxでもゲームがもっとできるようになるんだね。

なんというか、先輩にLinuxを超進められているんだけど、断る理由としてゲームするから、って言ってたんだけど、より断りづらくなるねぇ。

その人がWine嫌いなので、Wineに基づいたツールだといえばいいとは思うけどね。

 

それでは、鉄火巻でした。

 

RTXシリーズがVRにもたらす恩恵

こんにちは、鉄火巻です。

 

RTXシリーズについての記事第2弾。

前回の記事はこちら

kurogane-games.hatenablog.com

 

今回はVR関連の記事が公式にあったのでその辺から抜粋。

こちらを参考。

blogs.nvidia.com

 

 

 [目次]

 

リアルタイムレイトレーシング

 押し押しのリアルタイムレイトレーシング

前述通りの機能。

VRではリアルさと乖離が少ないほど没入感が大きくなる(個人的な感想)ので、光の向きにリアルさが加わることで、不自然な光がVR体験を妨げなくなるかも?

意外と人間の感覚って鋭いから、不自然な光の動きは意外と気になるもの。

なので、結構期待できるね。

 

NVIDIA VRWorks Audio SDK

これまMaxwell世代から搭載されていますが、音の位置シミュレートに関係しているらしい。

Turningに搭載されたRTコアでは従来の世代tと比較して6倍の高速化を実現しているとのこと。

スペックに余裕が出来るってことかね?

 

可変レートシェーディング(VRS)

処理に緩急をつけるやつ。

つまり、ごちゃごちゃしているところは、詳細に描くからちょっとフレームレートを落とすよ、って感じかと。

ページには視線追跡を組み合わせることで、視野外のフレームレートを下げることが出来る、って書いてある。

そもそも視線追跡が搭載されているVRヘッドセットってそんなにあったっけ?

 

マルチビューレンダリング

これは多角からのレンダリングを行うってこと。

説明を読む限り、今までのレンダリングは視野を4つの角度に分割して、左右合わせて4つの角度からの像をVRヘッドセットに次ぎ合わせて表示していたものを、倍の8つの角度からレンダリングを行うようになるらしい。

ということは、ものを見ている方向と、ものの見え方が以前より正確になるんだと思う。

超広角のVRヘッドセットもちょいちょい出始めているので、視野の端っこまで、ゆがみが正しく表現されるようになるってことでいいのかと。

超広角のVRヘッドセットが、よりリアルになるってことだね。

https://blogs.nvidia.com/wp-content/uploads/2018/08/20-vr-realism.png

 

USB-C搭載

まさかのUSB端子搭載になるんだと。

ヘッドセットとの接続をこれ1本に集約することが目的と思われる。

確かに、USB-C端子は帯域の広さ、供給可能電力、グラボなどと接続可能、といった面からも十分な機能を持っているように思う。

便利になるね。ただ、初心者の人が差し間違いをしそうかな、とは思う。

https://blogs.nvidia.com/wp-content/uploads/2018/08/20-virtuallink--400x400.png

技術的には「VirtualLink」というものかかかわっているらしい。

VirtualLink™ Consortium

nVIDIA、VALVE、oculus、AMDMicrosoftと大御所が関わってる技術だそうだ。

地味にIntelが関わってないのは意外。

 

余談

VRも第2世代が出てきそうだね。

VIVE Proとはか純粋にスペックアップだし、そろそろガラッと変わったVRヘッドセットが出てくるかもね。

僕が知らないだけで、出てるかも?

 

 

それでは、鉄火巻でした。

 

RTXシリーズの実力とは?

こんにちは、鉄火巻です。

 

先日、コンシューマー向けの新しいグラボが発売されました。

 

GTXシリーズ改め、RTXシリーズです。

GPUアーキテクチャが、PascalからTuringに進化しました。

 

 

 

特徴

www.nvidia.com

 

developer.nvidia.com

何が違うかというと、ハードウェア的に大きく進歩したことで、新機能を搭載できるようになったことが今回の目玉っぽいね。

 

 

レイトレーシング

blogs.nvidia.com

ゲームが今まで以上にきれいにできるかも、ってことらしい。

端的に言うと、光の向きをリアルタイムで計算し、光の挙動を再現することが出来るらしい。

このレイトレーシングは、視点から光の方向、反射などその他もろもろを計算していくため、かなり膨大な計算量になってしまうようだ。

 

いままで、超高性能なPCでしかできなかったことが、家庭用のPCでも可能になった、ということが売りのようだ。

これは、搭載されたRTコアの恩恵だそうだ。

 

つまり、煌びやかなゲームの光の表現が適切になり、臨場感が増す、

ホラーゲームとかもより現実味のある光の使い方でもっと怖くなるかも、ってことかね?

楽しみだね。

 

公式のゲーム・デモの動画

ゲーム

www.youtube.com

www.youtube.com

その他はこの公式のリストから

GeForce RTX Gameplay and Trailers – YouTube

デモ

www.youtube.com

www.youtube.com

 

しゅんごい

 

 

メモリ

 Pascal世代に搭載されていたGDDR5X/5からGDDR6へと進化するそうだ。

速度は11Gbpsから14Gbpsべと進化。

4Kテクスチャ貼りまくりのゲームとかでも、シームレスな読み込み、描写が可能になるんじゃないかな?

 

もはや、ストレージ側の制約の方が大きくなってくるかもしれんね。

ゲームにSSDは必須の時代だね。

そろそろゲーム用のSSDも買った方がいいのかもしれない。

今時、Steamとかで再インストールし放題だし。

 

 

計算関連

www.nvidia.com

 Tensorコア搭載。

deeplearningに最適化されたコアを搭載してくれているようだ。

色々出来るようになったからね。今後、ますます使われるようになるだろうね。

性能的には、ピーク時はトレーニングで 12 倍、推論で 6 倍だそうだ。

つまり、学習させるのが1/12の時間で済み、実装した時の処理速度が6倍になるってことかな?

deeplearningを試してみたいから買いたいところだけど、今は手元の1070で我慢するしかないね。

 

あと、Tensorコア搭載グラフィックボード用に、NVIDIA NGX SDKってもを提供するそうだ。

AI関連の成果をゲームに持ち込むことが出来るようになるらしい。

もしかしたら、RTX以降のみ対応のゲームとかが出てきたら、こういったdeeplearning関連の技術が搭載されたゲームになってるかもね。

 

というか、WindowsへのCUDAのインストールで躓かないように調整してくれ。

むしろ、グラボにそんなコアを搭載しているのであれば、ドライバに一緒にインストールするオプションも付けてくれ。

 

 

 ベンチマーク

こちらを参考。

blogs.nvidia.com

 

このページでは、RTX2080とGTX1080を比較してくれている。

メジャーなゲームタイトルの4K、60fps環境でのスコア(?)を比べたものらしい。

https://blogs.nvidia.com/wp-content/uploads/2018/08/TuringVsPascal_EditorsDay_Aug22_v3-2-1280x720.png

実際に何を比べたものなのかはよくわからない。

ただ、平均してRTX2080はGTX1080の1.5倍の性能を出している、と言いたいようだ。

謳い文句的には、一枚で4K、60fpsがプレイできるよ、と言いうことだ。

 

画像でまとめてあった。 https://blogs.nvidia.com/wp-content/uploads/2018/08/TuringVsPascal_EditorsDay_Aug22_v3-1.png

ビックタイトルで4K、HDR、60fps以上が出るのは今までではできなかったことなので快挙だと思う。

とはいえ、4K、HDR、60fpsのディスプレイがそこまで普及していないので、スペックを使いきれるのか、という面はある。

PascalのグラボでSLI組むぐらいならTuringで1枚で構成したほうがコスパとワッパはいいかもね。

 

参考

blog.endstart.net

よそ様のサイトだけど、GTXの900番台から1000番台への進化も1.5倍くらいで、980→1070、TITANX→1080くらいの進化だったようだ。

恐らく、今回もそのような進化をすると思われる。

 

 

 お値段と消費電力

お値段はそれぞれのグレードで1万円ずつ上がって、消費電力は30~50Wくらい上昇するっぽいね。

Pascalのお財布へのやさしさと低消費電力性は失われたのかもしれない。

pc.watch.impress.co.jp

pc.watch.impress.co.jp

 

[追記2018/09/23]

価格が分かったので追記しておきます。


玄人志向 NVIDIA GeForce RTX 2080搭載 ビデオカード GALAKURO 8GBモデル GK-RTX2080-E8GB/WHITE
 ¥ 136,058

 


ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 AMP Edition グラフィックスボード VD6720 ZTRTX2080-8GGDR6AMP
¥ 123,926

 


ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 Twin Fan グラフィックスボード VD6740 ZTRTX2080-8GGDR6Twin
¥ 123,098

 


MSI GeForce RTX 2080 GAMING X TRIO グラフィックスボード VD6723
¥ 134,784

 

 

その他

いろんな会社でRTXシリーズの技術が既に導入されているらしい。

blogs.nvidia.com

まだ売ってないんだが?

 

 

次の記事

VR関連の記事も若干書いたので、よかったら見てほしい。

kurogane-games.hatenablog.com

 

—————————

余談

何にせよ、次世代感があるRTXシリーズは楽しみだね。

まだまだ進化の余地があるんだろうけど…

 

というか、結構頻繁にモデルチェンジするならNintendo switch発売時にPascal世代のコアを乗っけてやれよ…ってちょっとだけ思う。

何かしらの事情はあったんだろうけどね。

switchProみたいなのを出してワッパがいい+型落ちのPascal世代のコアを乗せてほしいね。

 

余談はこの辺で。

それでは、鉄火巻でした。

鯖缶の「栄養成分表示」一覧 水煮編

こんにちは、クロガネです。

 

鯖缶のお話。

サーバー管理じゃありません。

お魚の”鯖”です。

 

端的に言うと、体にいいから調べました。

といっても調べたのが去年の12月のお話なので情報が古いかもしれません。

でも参考にはなるので掲載します。

 

「栄養成分表示」一覧 水煮編

 実は昔のブログの使いまわしなんだ(笑)

単位は製品当たりの量。

食べたらどれだけのカロリーが入るか、って感じだね。

製品名 メーカー 容量
(g)
エネルギー(kcal) たんぱく質(g) 脂質
(g)
炭水化物(g) 食塩相当量(g) 一個当たりの値段
(Amazon調べ)
グラム
単価
(円/g)
美味しい鯖 水煮 食塩不使用 伊藤食品 190 307.8 28.69 21.28 0.19 0.247 188 0.99
美味しい鯖 水煮 伊藤食品 190 387.6 28.31 27.93 5.51 1.71 183 0.96
さば水煮 創健社 190 272 39.3 12.5 0.6 1.5 292 1.54
スルッとふた さば水煮 減塩30% ニッスイ 190 256~
416
27 16.4~34.2 0 1.2 203 1.07
さば水煮 高木商店 190 283 27.3 19 0.6 1.3 292 1.54
さばで健康 水煮 はごろもフーズ 160 198 26.6 10.1 0.2 1.8 165 1.03
さば 水煮 はごろもフーズ 170 322 26.4 24 0.2 1.1 389 2.29
ひと口さば 水煮 いなば 115 147.2 17.71 8.28 0.345 1.38 106 0.92
さば水煮 キョクヨー 180 130~
275
30.24 9.0~
18.0
0.18 1.62 102 0.57
さば水煮 マルハニチロ 190 322 27.3 23.5 0.3 1.9 164 0.86
機能性表示食品 さば水煮 中性脂肪が気になる方に マルハニチロ 190 141~
511
27 4.7~
43.5
0 1.9 198 1.04
月花さば水煮 マルハニチロ 200 414 30.6 32.4 0 1.9 225 1.13
さば水煮
TOPVALU 190 343.9 26.79 26.22 0 1.71 105 0.55 

 

大体この辺がお求めやすい範囲でした。

個人的には「キョクヨー」のやつが一番バランスが良いように感じた。

グラム単価はほぼ最安で、タンパク質も30g近く取れる。

あと、近所のスーパーで売ってるので入手しやすい。

なので、個人的にはお気に入り。

 

水煮の塩分は意外と標準的

鯖缶の注意点は塩分量。

パッと見たら意外と多いんだよね。

前述のキョクヨーのものが1.6gになってる。

とはいっても、カロリーベースで考えたら、塩分は意外と普通である。

 

 

前の記事で軽く説明したけど、僕は大体2,650 kcalが一日の消費量。

kurogane-games.hatenablog.com

なので、カロリー的には300~400kcalと1/7~1/9である。

 

次に塩分を計算しよう。

平成25年時点では、平均値は、男性 11.1g、女性 9.4g

推奨は8gだそうだ。

[参考:平成 25 年 国民健康・栄養調査結果の概要]

https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000106403.pdf

 

大体、平均の1/8~1/10の摂取量になる。

推奨の1/5~1/8となっている。

 

カロリーと大体似た割合なので、意外と悪くないことが分かる。

勿論、減塩しないといけない人は多くなることがあるから、よく計算して食べてね。

 

 

大体こんな感じだね。

ちょっと前に鯖缶ブームとやらがあったらしく、鯖缶もちょっと増えたし、よく売れるようになったみたいだね。

個人的にはうれしいね。

とはいえ、情報が古くなってしまったのは申し訳ないのである。

 

 

それでは、クロガネでした。